TOEIC900点でも雑談が苦手な理由とは?

TOEICで900点を取っても、英語の雑談が苦手な日本人は多いです。文法やリーディングは得意でも、実際の会話になると口ごもってしまう――なぜでしょうか?

今回はその理由を詳しく解説していきます。

1. TOEICの特性が雑談向きではない

TOEICは リスニングとリーディング中心の試験 で、スピーキングや即興の会話能力を測るものではありません。英語の情報処理能力を測るのには適している試験だと言えるでしょう。

TOEICのスキル vs. 雑談に必要なスキル

  • リスニング (明確な答えを聞き取る力)
  • リーディング (正しい文法や構造を理解する力)
  • スピーキング (瞬間的に相手の反応に合わせて会話を進める力)
  • 雑談力 (相手を楽しませる自然な対話力や相手の頃を深く理解する知力)

TOEICの勉強だけでは、雑談の「その場の流れに乗る力」や「即興で反応する力」が育たないのです。

2. 日本の英語教育はアウトプットが少ない

日本の英語学習は インプット重視(読む・聞く) で、アウトプット(話す・書く)の機会が極端に少ないです。

  • 英語を話す授業が少ない
  • 暗記ベースのテストが多い

「英語を話すこと」そのものに慣れるには、自分からその機会を作り出していかなくてはいけません。

3. 文化的な違いが影響している

日本と英語圏では、会話のスタイルや価値観が大きく異なります。

  • リアクションが薄すぎる
  • 「自分の意見」がない、伝えられない

日本人同士だって、相手が真顔でずっと話を聞いていたらあなたは「自分話を聞いてもらってない」と感じるはずです。リアクションが薄いというのは言い換えると「相手の拒絶」でもあります。そうすると、本来ならば弾む話も弾みません。

また「自分の意見がない」というのは「中身がない人」と置き換えられてしまう場合もあります。正しい正しくないという座標ではなく、まずは自分の意見を持つということが大事です。

4. 間違いを恐れる心理的なブロック

「正しい英語を話さなければ」と思うあまり、口を閉ざしてしまう日本人も多いです。

しかし、英語のスピーカーの中でネイティブの割合は少ないほうなのです。「グローバルマインドを持った」ネイティブスピーカーにとって、アクセントがある英語は不愉快でもなんでもありません。このコラムを読んでいるあなたが話したい相手は、「アクセントがある英語なんて英語じゃない」と思う人でしょうか?それとも「英語は英語」と捉える人でしょうか?

雑談では、文法の正確さよりも「伝えようとする姿勢」「理解しようとする姿勢」のほうが何倍も重要です!

5. 雑談のネタが思いつかない

「何を話せばいいのか分からない」というのも、大きな壁です。

あなたが海外の時事ニュースやトレンドを「全く」知らない場合、話すことが何も思いつかなくても無理はありません。育った環境が全く違う外国人との会話において、小さい頃のことや学生時代の話で共通点を見つけることは、日本人同士のそれよりも難しくなります。日本人同士であっても、年齢差が大きかったり育った時代背景が違いすぎたりすると、なかなか共通点が見つからず話が盛り上がらないのは「あるある」です。

育った環境や言語の壁を超えてお互いに共通点を見つけられるよう、最低限の一般教養や最新ニュースは知っておきましょう。

日本で随一の雑談に特化した英会話スクールE-LABOでは、ここを解決することができます!
ただ単語や文法だけではなく、生の海外文化を学ぶことにより目の前の相手のことをより深く理解し、相手との距離を戦略的に縮めていく英会話を提供しています!

自信を持って英語での雑談を楽しむために、まずはE-LABOの体験レッスンを受けてみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本で随一の雑談に特化した英会話スクール&コミュニティ
仕事では問題ないのに、懇親会では何を話しているのかわからない。接待が苦痛。
そんなビジネスパーソンを救うための「ありそうでなかった」英会話スクールです。
テキストは完全オリジナル、講師は日本でのキャリアも長いプロフェッショナルばかりです。
これまでとは違うレッスンを体験してください!

コメント

コメントする

目次